Overview
無数の鏡が織りなす異空間「ミラーハウス」を舞台にしたアクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは不気味な迷路を探索し、そこに潜む恐ろしいキョンシー(中国の妖怪)から逃げ延び、時に倒しながら出口を目指します。個人開発作品として Steam でリリースしました。
03 / 04
アドベンチャーゲーム / Steam リリース
2025.10 — 2026.01
Overview
無数の鏡が織りなす異空間「ミラーハウス」を舞台にしたアクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは不気味な迷路を探索し、そこに潜む恐ろしいキョンシー(中国の妖怪)から逃げ延び、時に倒しながら出口を目指します。個人開発作品として Steam でリリースしました。
Concept
敵であるキョンシーは、プレイヤーと酷似した姿をしています。一見すると鏡に映る自分自身のように見えますが、よく観察すると微かな違和感に気づきます。プレイヤーの動作を模倣しながらも、動き、タイミング、仕草が微妙に同期しない存在であり、この不完全さが本能的な違和感と恐怖を喚起します。視認された瞬間、キョンシーは不自然なスピードで追跡を開始し、接触すればゲームオーバーです。
迷路の床や壁は鏡になっており、キャラクターの姿が映り込みます。本物の自分、鏡に映る自分、そして自分によく似た敵。現実と虚像が混在する独特な視覚体験が、このゲームの核です。
Gameplay
迷路は三角形グリッドの上にランダム生成され、プレイごとに構造が変わります。ゲームは 3 つのフロアで構成され、進むほど迷路は広く、キョンシーの数は多くなっていきます。移動・ダッシュ・攻撃を駆使し、視界と遮蔽をたよりに敵の視線をかいくぐりながら、フロアの最深部にあるゴールを目指します。
キョンシーには視野角と視線の通り具合による索敵があり、壁の陰に隠れれば追跡を振り切れます。攻撃を当てれば、キョンシーはポリゴンの破片となって砕け散ります。
Technical
Rust とゲームエンジン Bevy で開発しました。プログラムはもちろん、グラフィックス、キャラクターデザイン、サウンドまで、すべてコードで制作しており、外部アセットは一切使用していません。キャラクターは頂点データから毎フレーム組み立てられ、階層的な回転(FK: Forward Kinematics)でアニメーションします。環境音もサイン波の合成によって実行時に生成しています。
鏡の映り込みは、鏡面ごとにキャラクターのジオメトリを複製し、平面反射の変換をかけて描画する方式で実現しました。視線方向・距離・遮蔽の判定によって、実際に見えるはずの鏡像だけを表示します。迷路は穴掘り法で生成し、スタートから最も遠いセルをゴールに設定することで、毎回十分な探索距離を持つ迷路になるようにしています。
© 2026 Kaito Takeuchi